歯ぎしり
噛みしめ・食いしばりを防ぐために
日常生活のなかで、上下の歯を噛みしめていないか自分で注意してみてください。歯の噛みしめやくいしばりは歯や顎に非常に大きな負担をかけます。
人間の歯が接触する時は…
本来、人間の上下の歯が接触するのは、物を噛む時と、飲み込む時だけということを覚えておいてください。
頻繁に噛み締めを繰り返すと…
もし頻繁に噛みしめやくいしばり、歯ぎしり等をしていると、あなたの歯は摩耗しつづけ、あちこちにしみる感じが出たり、ヒビ割れが進んで、時には歯が壊れてしまうことさえあります。
お口の周りの筋肉や関節が破壊され続けなかなか治らないという結果になることもあります。
やめるべき癖
このような癖がありましたら、ただちにやめるように注意してください。
一般的には、自覚がない場合が多いので、この機会に次のような症状がないか意識してみてください。
- 片側の上下の歯が、何かの折りにしみることがある
- 奥歯で噛むと瞬間的にピリっと痛いことがある
- 歯の横の面が削れていて、歯が細くなったような気がする
- 朝起きた時、首筋や肩にコリを感じることがある
- 仕事などに夢中になっている時、ふと気づくとしっかり噛みしめていたり、舌を上あごに吸い付けていたりすることがある
- 顎が開かなくなったり、開ける時に痛みを感じた経験がある
- 下あごの骨がごつごつしている
- 頬のまわりの筋肉が固くて、いつも緊張している気がする
必要なトレーニング
噛みしめや歯ぎしりの習慣をやめるもっとも効果的な方法は唇を閉じて歯を離す感覚を覚えることです。
「唇を閉じて、上下の歯を離し、顔の筋肉の力を抜く」ことを意識してみてください。
このことを1日に何度も練習してください。
リラックスすることが大事です
このような癖がありましたら、ただちにやめるように注意してください。
一般的には、自覚がない場合が多いので、この機会に次のような症状がないか意識してみてください。
この簡単な方法で、顎の関節とお口の周りの筋肉は非常にリラックスし、緊張やこわばりから解放されます。また知覚過敏が軽減し、歯の寿命も格段に伸びるということが報告されています。
以下のことに心当たりがありましたら、かなり歯が酷使されています。
(歯にひびが入ったり、顎の関節が痛くなったりする恐れがあります)
- 日中、無意識的に奥歯が接触していませんか
- 唇を合わせて状態で上下の歯が接触していませんか
- 起床時に顎が疲れたような感覚がありませんか
- 首すじや肩が凝っていませんか 硬い食べ物をよく食べませんか
- お豆腐のような柔らかい食べ物でも強くかんでいませんか
- 硬い食べ物が歯に良いと思いこんでいませんか
- 早食いではないですか、頬張って食べる癖はありませんか
お気軽にご相談ください。